「日本のよいもの」にこだわりぬいて、2016年7月に誕生した正統派の日本旅館は、東京の中心地にいるとは思えないほど、静寂と安らぎに満ちています。 もちろん温泉も魅力的。 東京・丸の内、新しい金融街の一角にある「星のや東京」。すっくとそびえるモダンな黒い外観、そしてあまりにもビジネス街な周囲に、 “えっ?? ホントにここに旅館が??”と思ってしまうかたも多いことでしょう。 その懸念は、建物に一歩入った瞬間に見事に払拭されます。[embed]https://youtu.be/2nfGdN7T0R4[/embed]
エントランスのどっしりとした青森ヒバの扉、その向こうは一転、静けさに満ちた和の空間。 白檀の香りに包まれ、ここで靴を預けて畳に上がったときから――日本旅館ですから、もちろん靴を脱いで上がるのです――東京にいながらにして、非日常のひとときが始まります。
随所に和の手仕事が息づくエントランス。左手の格子は、実はすべて下駄箱。栗の木と竹が温かみある雰囲気を作り出しています。