中学生の息子を持つアイドルファンの母にアクションシーンが？
明るくておおらかなスタッフの一人であるカメラマンとは、こんなエピソードも。
「撮影するときに、“江口さん、（立ち位置は）もうちょっと右” とか “栗山（千明）さんはもうちょっと左” とか “安達（祐実）さんはちょっと後ろ” とか言うんですけど、なぜか平井（理央）さんだけ “理央さん” なんですよ。なんで平井さんだけ理央さんって言うんやろっていうので、私がクレームを（笑）。クレームっていうか、からかう感じなんですけど。だって、平井さんだけ最初からなんの照れもなく理央さんなんですよ？ ほかに平井さんがいるわけじゃないのに、なんでかなって単純に疑問で。次の日からは “祐実さん” “千明さん” って呼んでくれるようになりましたね」
わいわいと和やかな現場の様子が垣間見られたような気がします。そんな中でも、憂鬱なことがあったとか。
「アクションは苦手なので、嫌だなと思ってました。でも、指導してくださる方が丁寧に教えてくださって。相手も昔から知っている山本浩司さんだったので、“ちょっと当たってもいっか”って気を楽にできたからよかったんですけど。実際、ちょっと当たってしまって。謝りました！」
アイドルのファンで反抗期の息子の母が、なぜアクション？ 答えは、ドラマで！
山本さんを相手にするアクションは、苦手な人のものとは思えない仕上がり。そう伝えると「そうですか？ じゃあ、よかった」。
