美しく改装されたレセプションがゲストを迎える。大規模な改装の全貌は?2014年からの4年間にわたる改装は、建築家ジャン=ミッシェル・ヴィルモットによって、外壁だけを残してほぼ全面的に改修されました。 とにかく日光をたくさん取り入れて、部屋数もそれまでの233室から184室に減らし、一室ごとを広くしました。
改装前はダークカラーで落ち着いていたサロンが、日光の差し込むガラス張りの天井画で明るく変身。それまでなかった中庭が作られ、モザイクやフレスコ画などは全て完璧に修復され、バスルームには、一部屋につき1トンものイタリアの大理石がふんだんに使われ、室内に使われる家具も、ヴィルモットらしいすっきりとしたラインのオリジナルデザインのものです。
シックで統一感があり、寛げそうな客室。通りに面した部屋はブルーを、中庭に面した部屋はブラウンを基調としている。パリホテルのトレンドは「地下」にあり地下には、これまた日光の差し込む、広々としたプールとサウナとスパが造られ、地上階には、秋にはジェラール・パセダによる地中海料理の180席のブラッスリーがオープンするなど、サンジェルマンの中心として今まで以上に愛されていくでしょう。
「地下にプール」がパリのトレンド。ルテシアのプールは17mの長さがある。Hôtel Lutetia オテル・ルテシア
45, boulevard Raspail 75006 Paris
+33 1 49 54 46 00
www.hotellutetia.com「スーペリアルーム」1室€815〜、「デラックスルーム」€1015〜、「ジュニアスイート」€1295〜、「ワンベッドルームスイート」€1755〜。