スーペリアルームの502号室のインテリア。1室ずつ何かしら違う。2 オテル・モンテ・クリスト
カルチェ・ラタン地区の隠れ家的ホテル同じ左岸でも、ソルボンヌやパンテオンなど、文教地区カルチェ・ラタンの静かな通りに、やはり7月にオープンしたのが、「オテル・モンテ・クリスト」です。 これまでもホテルだったのですが、大々的な改装を経て、全50室の、こぢんまりとした清潔なホテルに生まれ変わりました。
クラシックルームの503号室のインテリア。エキゾチックなファブリックは、19世紀のモチーフが元。若いフランス人デザイナーチームによるインテリアは、その名の『モンテクリスト伯』の著者、アレクサンドル・デュマ・ペールと、デュマの生きた19世紀の美学にインスパイアされた、パリらしくもエキゾチックなディテールが、あちこちに配されています。
スーペリアルームの107号室はガラス張りのバスルームにバスタブがある。部屋のインテリアは、一室ずつ違い、アンティークの家具やオリジナルの照明器具に天井画など、何かしら19世紀を思わせるものがあります。バスタブのない、シャワーだけの部屋が過半数なので、バスタブ希望の場合はその旨注意が必要です。
1階には、通りに向かって開かれた、ラム酒をテーマにしたバー「1802」もオープンし、宿泊客だけでなく界隈の人々で早速賑わっています。
そして、このホテルにも、地下に16mの長さのプールとサウナがあり、モロッコのリゾートにでも来たようなリラックスできる空間になっています。
リゾート地のような雰囲気の漂う、地下のプール。Hôtel Monte Cristo オテル・モンテ・クリスト
20-22 rue Pascal 75005 Paris
+33 1 40 09 09 09
www.hotelmontecristoparis.com「ブドワール・ルーム」1室€160〜、「スーペリアルーム」€190〜、「デラックスルーム」€220〜、「ジュニアスイート」€350〜、「ハマム・スイート」€450〜、「モンテクリスト・スイート」€550〜。