ドラマ『義母と娘のブルース』と連続テレビ小説『半分、青い。』。それぞれで演じた役のギャップ、その演技力に魅了される女性続出。キャラクターをどこに定めるのがいいか、大友監督と重ねた話し合い
2012年から2014年にかけて公開された映画『るろうに剣心』シリーズで大ヒットを記録した大友啓史監督が、再び佐藤 健さんとタッグを組む映画『億男』。大友監督とは大河ドラマ『龍馬伝』でも時間を共にしていた佐藤さん。「大友監督とは、また一緒にやりたい気持ちだったので、どんな作品でそれができるか楽しみにしていて」と言いながらも、『億男』は少し意外だったとか。でも、「やっと一緒にできるなという感じでうれしかった」とオファーを受けたときの気持ちを語ります。
そこから、佐藤さんが演じる一男について「キャラクターをどうしようかな、どこに定めるのがいいのだろう」と考える時間が始まり、大友監督とも「クランクイン前に、けっこう話し合いました」。失踪した兄が残した借金返済のため、昼夜働く一男。妻・万左子(黒木 華)は、借金の返済に苦心し窮屈に生きることしか選んでいない一男に愛想をつかして娘と共に家を出ていってしまいます。そんな一男が宝くじで3億円当せん! そして、起業して億万長者になった親友・九十九(高橋一生)にアドバイスを求めるため再会しますが、九十九は当せん金3億円と共に姿を消し……。