鹿児島市の中心街からタクシーでほんの数分。
中世の頃に地元の豪族であった上山氏が山城を築いたことから「城山」と呼ばれるようになった、山というよりは小高い丘。道中には西南戦争中に西郷隆盛が作戦本部を置いていた洞窟などもあり興味深い。
城山公園の深い森を散歩するのも楽しみ。今は公園となっている城山自体がまた美しいところで、樹齢数百年の大木が並ぶ遊歩道を散歩するだけでも、ディープな鹿児島の自然に少し触れることができる。
城山公園の展望台から歩いて数分のところに城山ホテル鹿児島は建つ。
鹿児島では有名すぎるほど有名な老舗ホテルだが、何度来てもこちらの温泉からの眺めには感動する。
ホテルに到着したら、早速温泉「さつま乃湯」に向かいます。露天風呂からもご覧の桜島ビュー。※写真は男性風呂海に向かって開かれた露天風呂からは、眼下に鹿児島の街、錦江湾、そしてドカーンと桜島。地元に人にとっては降ってくる灰は大変迷惑なものらしいが、目の前で噴火する桜島をここから見るたびに、「ラッキー!」とワクワクしてしまう不謹慎な私。