TOP
レシピ
軽やかなクリームソース仕立てで楽しむ、アスパラガスのファルファッレ

レシピ

軽やかなクリームソース仕立てで楽しむ、アスパラガスのファルファッレ

2017.04.09

Cookbook_Everyday_09 April

ファルファッレはイタリア語で「蝶」。ご存じのように、ネーミングまんまの形状をしたショートパスタです。正しいゆで方は、中心をちょうどよいアルデンテにすること。当然、「羽」の部分は柔らかくなりますが、それでOK。口に入れたときに、アルデンテと柔らかさが同居する不均一な食感こそが、このパスタの魅力です。クリーム系のソースが合うので、今日は旬のグリーンアスパラスをクリームソースに仕立てて、楽しんでみましょう。『「エル・カンピドイオ」吉川敏明のおいしい理由。イタリアンのきほん、完全レシピ』より。

アスパラガスのファルファッレ　撮影：日置武晴

「アスパラガスの硬い軸をピューレにしてソースのベースにし、柔らかい穂先は小さく切り分けて具に。クリームソースとはいえ、生クリーム100％では煮詰めたときにくどくなるので、牛乳を合わせることがポイントです。牛乳でピューレを作り、これに穂先のソテーと生クリームを加えることで、“コクがあるのに軽い”現代風のクリームソースになります」(吉川シェフ)。

【材料　2人分】
・ファルファッレ　140g
・ゆで汁用の水　1.5リットル
・ゆで汁用の塩　12g（水の0.8％）
・パルミジャーノ・レッジャーノ(仕上げ用)　大さじ2

■ソース
・グリーンアスパラガス（太いもの）　4本（150g）
・牛乳　1/3カップ
・生クリーム（乳脂肪分35％）　100cc
・ベーコン（細切り）　30g
・エクストラ・ヴァージン・オリーブ油、黒こしょう　各適量
・パセリ（みじん切り）、ブランデー　各小さじ1弱
・塩　ひとつまみ

次のページ：　アスパラガスのクリームソースを作ります