台本を読み、「優しいなと思ったんです」と井浦さん。「監督はいろんな意味で遺書めいた優しい映画を作ろうとしてるなと思いました」チャンネルが合ってしまったときに出会う狐と狸とは…… 予告編でも観られますが、劇中では嵐電に乗った狐と狸が現れます。100年も京都を走っていれば、狐や狸、はたまた妖が乗っていてもおかしくないかも……。そんなふうにも思えてきますが、観る人によって捉え方はまちまちでしょう。井浦さん自身は「あっちの世界とこっちの世界を繋げてくれている、いざなってくれる存在」だと思ったといいます。
「京都って街自体が異界というか、結界だらけというか。狐と狸はその境界線の住人なのかなって素直に感じています。僕らは日常の中でもあっちとこっちの境界線を普通に行き来しているはずで。あの狐と狸は常にいるんだけど、何かのタイミングでチャンネルが合ってしまったときに出会ってしまうんでしょうね」
井浦さんは、狐と狸を「鈴木卓爾監督作品の中では、かなり珍しいキャラクター」としながら、「あの2匹が出てきたから、この作品がよりファンタジー化していく。ホントに大切なキャラクター」とも。実際に京都の街を走る嵐電を舞台に、交錯する3つの恋愛。そんな物語に絡む狐と狸を皆さんは、どんな存在と捉えますか?
井浦 新/Arata Iura 俳優
1974年9月15日生まれ、東京都出身。1998年、映画『ワンダフルライフ』に初主演以降、映画を中心にドラマ、ナレーションなど幅広く活躍。近年の主な出演映画に『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』、『止められるか、俺たちを』、『赤い雪 Red Snow』などがある。主演映画『こはく』が公開待機中。放送中の連続テレビ小説『なつぞら』のアニメーション編に仲 努役で出演する。
『嵐電』 監督:鈴木卓爾
脚本:浅利 宏、鈴木卓爾
出演:井浦 新 大西礼芳 安部聡子 金井浩人 窪瀬 環 石田健太 福本純里 水上竜士
配給:ミグラントバーズ マジックアワー
5月24日(金)テアトル新宿、京都シネマほか全国順次公開
公式サイト/
http://www.randen-movie.com VIDEO © Migrant Birds/Omuro/Kyoto Univercity of Art and Design
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