今年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019 で、ニューウェーブアワード俳優部門を受賞した。――では、30代をどう過ごしたいですか?
「さっきの話ともつながるんですが、最初は楽しいだけでやっていた仕事が、少しずつ今、そうじゃなくなってきていて。なので30代は、楽しく仕事ができるようになりたいです。今回の舞台も、大変なことをすべて楽しむ方向に考え方を変えて、皆さんと一緒にいいものをつくれたらなと思います」
――そんな古川さんの座右の銘を教えてください。
「うーん……日々意識していることはいろいろあるんですが、座右の銘は特にないかもしれないです。日々意識していることも、時間を大切にしたいなとか、なるべく飲み会には顔を出そうかなとか、その程度のことですし(笑)。……あ! 座右の銘ではないですけど、“遠慮をしない”というのは、お芝居するときに常に意識しています。昔、本当にサラッとなんですけど、共演していた俳優さんに“遠慮しちゃダメだよ”って言われたことがあるんです。そのとき“あれ!? マズイ。俺、遠慮してるんだな”と思って」
――もともと遠慮しがちな性格だったりするんでしょうか?
「そうですね。僕が今回演じる、小夜子のことが好きなのに、遠慮している間に友達に取られてしまった淳平のように、ちょっと不器用というか、あまり自己主張は得意じゃないかもしれません。そういうところが当時、僕の芝居にも出てしまっていたんだと思います。今は、大御所の先輩や怖い監督にひるみそうなときも、“そんなの関係ない。やってやるぞ”ぐらいの気持ちで臨んでいます。今回の舞台も、役柄としては遠慮がちですけど(笑)、僕自身はそういう気持ちでやっていけたらと思います。ぜひ観にいらしてください」
古川雄輝/Yuki Furukawa
俳優
1987年、東京都出身。大学在学中の2009年に「ミスター慶應コンテスト」でグランプリを受賞。翌年「キャンパスター★H50withメンズノンノ」で審査員特別賞を受賞し、芸能界デビュー。2013年には主演ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』がアジアで大ヒットし一躍注目を集め、以降も映画、ドラマ、舞台など、幅広く活躍している。
『神の子どもたちはみな踊る after the quake』7月31日~8月16日/よみうり大手町ホール 全席指定/9800円 お問い合わせ/ホリプロチケットセンター 電話03-3490-4949
8月21日・22日/愛知・東海市芸術劇場 大ホール 全席指定/1万500円 8月31日、9月1日/神戸文化ホール 大ホール S席/9800円 A席/7800円
原作/村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊) 脚本/フランク・ギャラティ 演出/倉持 裕 出演/古川雄輝、松井玲奈、川口 覚、横溝菜帆・竹内咲帆(子役・Wキャスト)、木場勝己
https://horipro-stage.jp/stage/kaminokodomo2019/ 古川雄輝さんからサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
【応募方法】 サイン入りチェキの応募締め切りは2019年6月24日(月) 9時00分です。 下記応募フォームに、必要事項を入力してください。なお、ご応募は、お1人様1回限りとさせていただきます。 複数回のご応募は、無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。 当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。編集部へのお問い合わせはご遠慮ください。 たくさんのご応募、お待ちしています!
応募する>>> ※プレゼント応募は、申し込みを締め切りました。多数のご応募、ありがとうございました。
※個人情報の取り扱いについて ご記入いただいた個人情報およびアンケートの回答は、㈱世界文化社にて管理し、当選の通知に利用するとともに、個人が特定できない統計データとして、よりよい誌面・サイトを作るため、および弊社のマーケティング活動のための参考資料とさせていただきます。利用目的にご同意のうえ、お申し込みください。当選の権利は、ご当選者様本人にのみ帰属し、第三者への譲渡・換金・転売等は一切出来ません。また、賞品の転売行為は固く禁止させて戴きます。