ふたりで愉しむ日本橋の贅 第7回(最終回)モノ・コトにこだわる男性エグゼクティブに向けたライフスタイル誌『MEN’S EX』。オリンピックから半世紀、新たな街並みを形作る日本橋の新旧スポットを『MEN’S EX』ならではの目線で家庭画報の読者の方、そしてそのパートナーの皆様にご紹介します。ぜひ、おふたりで日本橋の今を訪ね歩いてください。
前回の記事はこちら>> 老舗ひしめく日本橋界隈にあって、その味を守り、老舗の地位に胡坐をかくことなく進化させる旦那衆の集団〈三四四会(みよしかい)〉。日本橋の中心に店を構える8名が、各々の厳しい舌で選んだ“日常の至高の美味”をリレー形式でご紹介します。
日本橋三四四会とは――
日本橋三四四会は日本橋エリアの老舗から新店まで60を超す飲食店で、日本橋の食を盛り上げ、日本橋ならではの文化を築こうと昭和34年4月に結成された集まりです。
1)「日本橋 かつ平」相野谷 聡さん/オススメの逸品
季節の野菜と鰹出汁を味わいたくなる
「日本橋とよだ」沢煮椀
【おすすめポイント】「ここの華といえばやはり椀ものでしょう。旬の食材を美しく盛り合わせ、季節の移ろいを舌で感じさせてくれる名品です」。コース7000円~日本橋とよだは幕末よりこの地で続く割烹。オーソドックスな日本料理の中に、時代の息吹を感じさせる工夫があります。また老舗割烹の敷居の高さもなく、ご家族でも楽しめる個室も充実しています。
日本橋とよだ 東京都中央区日本橋室町1-12-3 TEL:03-3241-1025 営業時間:11時30分~14時30分、17時~22時 定休日:日曜・祝日