8月3日
贅沢な芭蕉布の一枚を科布の帯で
トークイベントの2日目は、母のタンスに残されていた、今や稀少な芭蕉布のきものを纏いました。
科布(しなぬの)の帯が仰々しいコーディネートに見えないように、着付けで一工夫を。帯枕を使わずにお太鼓結びをするだけで、半幅以上・お太鼓未満の程よく洒脱な印象に。
8月4日
夏黄八を引き算の装いで小粋に
3日目は、「そめの近江」で誂えた一揃えです。
きりりとした縞の夏黄八を、ほんのり淡いピンクの七宝繋ぎの帯で品よくました。帯留めには、卯年生まれだった母譲りの兎のモチーフを。
窓辺に立つと、ご覧のとおり透け感がなんとも涼やか。これぞ、夏きものの醍醐味ですね。
展示会場にあったアイテムをお借りして、采子流のコーディネートを提案しました。