カルチャー&ホビー

料理研究家 久保香菜子さんに聞いた、おせちを美しく見せる詰め方のコツ

2019.11.07

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壱の重には仕切りを上手に活用して


「壱の重は、お重を9分割して市松で盛り付けてみました。3種肴と呼ばれるおめでたい『叩きごぼう』『数の子』『黒豆』を主役に配置することを念頭に、味が移らないように、黒豆、栗など甘いものは隔離していきます。今回は、菊の葉やはらんを使って仕切りにしていますが、仕切り板を使ってみるのもよいでしょう」

中心に、黒豆を配置。紅白蒲鉾、子持ち昆布、数の子、叩きごぼうと、縁起のよい定番の肴を順序良く配置していきます。子持ち昆布と数の子が並ばないように、叩きごぼうは、コーナーに。

スモークサーモンはあらかじめ巻いて、花びらのように飾ります。伊達巻で押すようにしっかり詰めることでスペースがきちんと区切られていきます。


緑色がアクセントとなる若桃の甘露煮を最後に。伊達巻と互い違いになるようにのせることでメリハリがつきました。

 



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