2018年12月に開催された、野口みずきさんが大会長を務める「野口みずき杯 中日三重お伊勢さんマラソン」でハーフマラソンを走った際の貴重なショット。一生のうちに一度はフルマラソンを走ってみたい
ラジオのスポーツ・ドキュメント番組で、レギュラーパーソナリティを務めていることもあって、2020年といえばやはり、東京オリンピックが気になるという。
「9月にラグビーワールドカップの開会式を調布まで観に行ったときに、周辺の交通が大混乱していました。オリンピックのときはどうなってしまうのか。移動するのも大変だろうから、いっそ7月クールは仕事をオフにしてもらって、オリンピック観戦に励もうかなと目論んでいるんですけれど(笑)」
もしかしたら藤木さん自身が、フルマラソンに挑戦する年になるかもしれない。
「うちの両親が体を動かすのが好きで、テレビでマラソン中継を観るだけでなく、実際に大会に出て走ってもいました。その影響もあるでしょうね。一生のうちに一度はフルマラソンを走ってみたいと思っているんです」
その足慣らしとして、2018年末にはハーフマラソンの大会に初出場。
その後、先述のラジオ番組で高橋尚子さんから走り方について指導を受けたこともあり、2019年4月には高橋さんが主催するハーフマラソンの大会に出て、こちらも完走したという。
「でも、今のところハマる気配は皆無です(笑)。かなり疲れました。僕は本当に一度、フルマラソンを走れればいいので、1回走ったらやめるんじゃないかなあ(笑)」
それよりも、「まずは年明けの舞台『グッドバイ』に全力を注がないと」と藤木さん。
「芝居にじっくり取り組める稽古場で、僕のできないところもたくさん知っている生瀬さんに、演技のアドバイスをいただけるだけでも贅沢な時間だなと思います。声優として活躍されているかたや、元アイドルグループや宝塚歌劇団のかた......バラエティに富んだカンパニーの皆さんとどう芝居を作っていけるか。カンパニーの雰囲気のよさは作品に表れるので、楽しい稽古場になるといいなと思います。
でも、そこは生瀬さん次第かな(笑)。令和になって最初の年明け。笑い初めに、『グッドバイ』を選んでいただけたら嬉しいです」
藤木直人/Naohito Fujiki
1972年、千葉県出身。早稲田大学在学中の95年に映画『花より男子』でデビュー。以降、テレビドラマを中心にさまざまな作品に出演。99年にCDデビューし、音楽活動も展開する。現在、連続ドラマ『ハル~総合商社の女~』(テレビ東京)に出演中。
KERA CROSS 第二弾
『グッドバイ』
かめありリリオホール2020年1月11日~13日
全席指定1万円
KMミュージック:045(201)9999
シアタークリエ2020年2月4日~16日
全席指定1万円
東宝テレザーブ:03(3201)7777
公演の詳細はこちら>>原作/太宰 治(『 グッド・バイ』)
脚本/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出/生瀬勝久
出演/藤木直人、ソニン、真飛 聖、朴 璐美、長井 短、能條愛未、田中真琴、MIO、YAE、入野自由、小松和重、生瀬勝久
※2020年1月16日に山形、18日に新潟、21日に広島、23日~26日に大阪、28日に香川、30日~31日に愛知、2月2日に福島公演あり。
表示価格はすべて税込みです。
取材・構成・文/岡﨑 香 撮影/増田 慶 スタイリング/古田ひろひこ〈chelsea films〉
『家庭画報』2020年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。