——本作では、より音楽とダンスがフィーチャーされるそうですね。
廣瀬:とにかく愛希さんのダンスが楽しみで。
愛希:やめてくださいよ。やだなー(笑)。
廣瀬:ホントに楽しみで仕方ないです。
愛希:私は、水バッシャーンってやるのかな、って。
廣瀬:(愛希さんが観たミュージカルでは)やってたの?
愛希:やってました。あれ、すごく印象的で。「水、かぶったー」って。
廣瀬:超格好いいだろうね。
愛希:でも、難しいと思いますよ、あれをやるのは。デュエットの曲、ありますよね?
廣瀬:うんうん。
愛希:あの曲がけっこう印象に残っていて。すごく楽しみです。
——今の段階で、お互いに聞きたいことはありますか?
廣瀬:愛希さんって、なんでもできる人だと思っていて。
愛希:なんにもできないですよ(笑)。そんなに持ち上げないでください。怖いわー。
廣瀬:そんな愛希さんがアレックスというキャラクターを演じたら、どういったものになるのか、愛希さん的にはやりやすい役なのか、やりづらい役なのかっていうところは気になってましたね。
愛希:私、現代ものをやったことがないんですよね。だから、正直わからないというところが……。自分もこのお話をいただいたときに不思議な感じでしたし、ダンスは好きですけど、役っていう意味では、「これ、できるのかな」って。でも、「つなぎが似合いそう」って言われて、「あ、たしかにつなぎは着られるかも」みたいな(笑)。
廣瀬:っていうか、なんでも似合いますよね。
愛希:違う、違う(笑)。娘役のイメージが強い人は、つなぎとかそういうイメージがないって言われて。
廣瀬:なるほど。
愛希:わりと高貴な役もやらせていただいているんですけど、自分自身はそうじゃないから、すんなり……いけることを祈ってる(笑)。でも、未知なんですよね、自分自身が。
愛希さんと共演することになり、「『ファントム』のあと立て続けにご一緒できるっていうのは、うれしかったですね」と語る廣瀬さん。