疲労がひどい場合は温湿布をさらに、眼精疲労をやわらげるためには、精油を使った“温湿布”も良いそう。
「眼の奥が痛み、充血がひどいときには、ツボ押しだけでなく、目の周りへの湿布で疲れをとりましょう。
タオルやガーゼなどを精油を入れたお湯で温めたり(温湿布)、水や氷で冷やしてから(冷湿布)、それを患部に当てて、皮膚から精油成分を浸透させる方法です。
温湿布は肩こり、腰痛、生理痛、眼精疲労などの慢性のトラブルに、日焼けや筋肉痛など急性のトラブルには冷湿布が向いています」(池田さん)
今回は、眼筋の疲れをほぐすのに最適な3つのレシピを教えていただきました。
眼筋の疲れをほぐす温湿布<レシピ1>
・ラベンダー…2滴
<レシピ2>
・ローマンカモミール…1滴
<レシピ3>
・サイプレス…2滴
温湿布のやり方
池田明子/Akiko Ikeda
ソフィアフィトセラピーカレッジ校長。西九州大学客員准教授。一般社団法人日本フィトセラピー協会代表理事。一般社団法人日本ハンドケア協会代表理事。植生工学士。植物の力で自然治癒力をサポートし、心身の健康と美容、生活全般に活用する「フィトセラピー」の普及を目指し「フィトセラピスト」養成校をに設立。心を癒やす「ハンドケアマッサージ」の普及とハンドケアセラピストの養成も行う。全国各地でフィトセラピー、ハンドケア講座を主催、福祉・介護の現場でのボランティア活動も積極的に行っている。
※アロマオイルは、お子さんの使用に関しては十分注意しましょう。妊娠中や持病のある方、通院中の方は使用を控えたほうがいい精油もありますので、医師と相談して慎重に行いましょう。 イラスト/umao 撮影/西山 航(世界文化社) 監修者/今西二郎 編集協力/山岸美夕紀
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