きものダイアリー

感激の仕上がり!色遊びを楽しみながら帯締めをカスタムオーダー

2020.10.02

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まるで色遊び感覚! カラーパレットで自由に配色


不安も解消できたので、早速作りたいと思います。サイトの画面にある「使い方」の通りに操作をするので、まるで色遊び感覚のよう。時間を忘れて夢中になってしまいます。

しかし実際にやってみると、色のバリエーションが無限にあって、8色がうまくまとまりません……。

右側の番号の色を選んで、配色を決めていきます。説明を読みながら、番号下にある四角い白枠をクリックすると……


カラーパレットが現れました。好きな色にカーソルを合わせ、再度クリックすると、左側の白い画面に選んだ色が表示されます。

番号の左隣には、該当する柄の場所が表示されています。1〜8の番号をすべて選択すれば完成。ちなみに色は何度でも選び直しができ、一度の制作で5パターン保存することが可能です。

カスタムオーダー成功のコツを教えてください!


色が思うようにまとまりません……。

松下「コツさえつかめば、そんなに難しいことはありません。いくつかのことを意識して、あとは自由に色遊びを楽しんでください」

【POINT1】合わせたい帯やきものをパソコンの側に


松下「まずは、合わせたいきものや帯を決めましょう。パソコンの隣に置いて、実際に見ながら色を選ぶと作りやすいと思います」

お店に持っていく手間が省けて便利ですね。

松下「はい、オンラインのよいところですよね。途中で何枚でもタンスから出していただくこともできますしね」

【POINT2】ベースの色を決めます


松下「合わせたいきものや帯が決まったら、ベースにしたい色を決めましょう。全体の半分くらいをベースカラーでまとめると、コーディネートのしやすいお紐に仕上がります」

【POINT3】慣れた人は2~4色で作ります


松下「唐組色遊びは、1〜8までの色を選んでいただくのですが、欲張ってすべてを異なる色にせず、色数を制限するとすっきりすると思います。お店でも4色くらいで作っているんですよ。

2色でも色合わせ次第では、美しく使い勝手のよい帯締めができます。また潔く一色にすると組み目の妙が楽しめる、他ではあまり見かけない無地の帯締めを作ることもできます」

ベースの色を決め、使用する色数を4色以内にして再チャレンジ。もし金糸、銀糸を使いたい場合は、黄色やグレーを配置しておき、補足欄に明記すると対応してくださるそうです。

アドバイスを参考に再度挑戦してみたら、すっきりとまとまりました!

色は膨大なカラーチャートから選ぶことができるのですが、こんなに多くの色すべてを再現できるのでしょうか。

色相環からも色を選ぶことができるんです。こうなると、色の選択肢は無限です。

松下「はい大丈夫ですよ。常時組み糸を50色ほど用意しておりますが、手元にない色は新たに染めてお作りし、ご要望に近づけます」

アドバイスを参考に、オーダーしたいパターンが決定しました。これであとは完成を待つばかり、です。


今回は水色ベースで作成していただくことにしました。色番号はNo.1(#70b2db) No.2(#e6ac92) No.3(#9da698) No.4(#ffffff) No.5(#e6ac92) No.6(#9da698) No.7(#ffffff) No.8(#70b2db)。色選択の際に、カラーパネルを表示し、色選択を「RGBつまみ」にします。「16進数カラー値」のそれぞれの該当番号に数値を入力すれば完成します。

松下「いえいえ、オーダーをいただいたら、こちらから実際に使用する色糸の写真をお客様にメールでお送りし、確認してから製作します。もし染め上がりに満足いただけない場合は再度染め直しもいたします。

また、色使いについてアドバイスをさせてもらうことも。何度かやり取りをさせていただくのでクリックしたら完了、ではないんですよ。ご満足いただくことが一番です」
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