自由だ、個性だ、独立だ、と良い面を強調する前に、人と人との距離感ができてしまうことで、結果的に一人で頑張らざるを得なくなるような、まずは風の時代の根本のエネルギーを理解する必要があるのかもしれません。
また、こんな時代だからこそ、家族や友人、恋人など、唯一の繋がりが改めて貴重で大切に思えるようなことも中にはあると思いますから。
もちろん、悪いことばかりではなくて、12日には水瓶座で新月もあり、水瓶座で金星と木星が重なる
※2というイベントもあります。なので、変わり目を経て、ここから自分なりに新しい路線へ、苦しいながら工夫したり模索し始めたりするようになると思います。
※2 コンジャンクション・・・0度の角度を取る惑星の配置のこと。ただ繰り返しますが、個人的な満足感を満たしたいという欲求が暴れているうちは、新しい流れを受信できないと思ったほうがいいのかもしれません。
意識的にコントロールし客観性を保つことが、まずは必要な気がします。
ここでの絶望は、きっと外の世界へ関心を開くためのきっかけだと思ってください。中には、変わらなかったら気づけなかったこともあると思います。
また、過剰な期待や依存が減り、軽やかに生きられるような、風の時代の良い面が徐々にわかってくることもここからあると思います。
ただ、新しい感覚が見えてくるといっても、山の頂上まで登らなければ、次の風景が見えてこないように、「今まで積み重ねてきたことがあったからこそ、次のものが見えてくる」ような一面があるのも確かです。
なので単純に考えを切り替えればいいってわけでもないし、占いでは時代が変わる変わると騒がれていても、突然評価が変わるわけではないと思います。
そういう意味でも、2月は後半23日に牡牛座と山羊座という「地のサイン」で火星と冥王星が良い角度
※3を取り、ここでは、「地のサイン」が司る「努力や継続」が何か一つの形を結ぶチャンスのポイントになります。
※3トライン・・・120度の調和的な角度を取る惑星の配置のこと。ずっと頑張ってきたことが、ここで一つの活路を地味に未来へ繋いでいくとも十分考えられます。
発信の時代だ、個の時代だといっても、ある程度の信用や実力が根本にないと説得力や影響力を作れないのは、いつの時代も同じだと思いますから。