竹内さんが「プラダならではのきれいな色」と表したスカイブルーのセットアップは、さながらモダンなジャンプスーツ。厚手のコットンポプリン製で、パンツの裾にあしらわれたラバーベルトがアクセント。黄色が鮮やかなプリントシャツもきいています。ブルゾン16万7000円 シャツ12万円 パンツ6万8000円 ベルト11万5000円 ソックス2万3000円 靴8万6000円(すべて予定価格)/すべてプラダ(プラダ クライアントサービス)走り続けた2017年を振り返って思うことは?
「去年は1年を通してドラマをやらせていただきましたが(NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、『過保護のカホコ』、『陸王』)、毎回、反省と修正の繰り返しでした。こんなふうに演じようと考えていても、いざカメラが回ったら、イメージどおりにできなかったり。そういうときは監督からOKが出ても、心のなかで反省します。でも、そういう経験は全部ちゃんとプラスになっていると感じています。
『ひよっこ』の島谷純一郎と『陸王』茂木裕人はオーディションで得た役です。オーディション会場では周りはみんなライバル。毎回“自分が必ずこの役をつかんでやる”という強い気持ちで臨みます。そうじゃないと、意味がないので。どうしてもやりたいと思う役があれば、これからもオーディションを受けると思います」と話す竹内さん。ソフトなルックスと裏腹のハングリーさも魅力です。
そんな竹内さんに、ほかの人に負けない強みは?と質問すると、「強みですか? うーん・・・・・・」といって、しばし沈黙したのち、
「場の雰囲気を大事に行動するところでしょうか。それは常に考えています。みんなが楽しい気持ちで、いい仕事ができるのがいちばんなので」という返事が返ってきました。主演映画の現場で座長的役割を果たしている竹内さんらしいコメントです。