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“英国で最もおいしいインド料理”。英国王室メンバー御用達の老舗「ブリリアント」

2023.09.05

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〔特集〕新時代の王室を祝い、活気ある街を旅する 新しい英国 2023年5月6日、エリザベス女王のとき以来70年ぶりに戴冠式が行われました。新国王チャールズ3世誕生に沸くイギリスで、王室ゆかりの場所と、ロンドンから少し足を延ばして訪れたいマナーハウスへご案内します。前回の記事はこちら>>

チャールズ国王も愛する本格北インド料理「ブリリアント(Brilliant)」

ブリリアント

チキンティッカ、ラムチョップ、シークカバブ、エビの焼き物を盛り合わせた名物のタンドーリ・ミックス(19ポンド)。ウィリアム皇太子の好物だという手前左のマサラチキン(9ポンド)は、ケニア風のひねりを利かせた一品。奥はチキンティッカマサラ(9ポンド)。

ロンドン中心部から開通したばかりの地下鉄エリザベス線で約40分、ヒースロー空港に程近いロンドン近郊最大のインド人街・サウソール。市内中心部とは雰囲気ががらりと変わるこの街に、英国王室メンバー御用達の老舗インド料理店があります。2010年、皇太子時代の国王チャールズ3世が皇太子妃だったカミラ王妃を伴って訪れたことで、一躍有名になりました。

ウィリアム皇太子やヘンリー王子も「英国で最もおいしいインド料理」と太鼓判を押すこの店は、アフリカ東部・ウガンダから移住してきたアナンド一家が1975年にオープン。北インドの伝統的なパンジャブ料理にウガンダやケニアの要素を取り込んだ、独特のスパイスづかいが特徴です。初代アナンド氏は、マハラジャのシェフも務めていた本格派で、現在は娘のディプナ氏が後を継いでいます。名物は、チャールズ国王も絶賛したサーモンを含むタンドール(壺焼き)料理。王室にも、地元民にも幅広い客層に愛される、スタイリッシュなインド料理店です。

ブリリアント

地下鉄エリザベス線のSouthall(サウソール)駅から車で10分。タクシーの多くないエリアなので注意を。



ブリリアント

モダンで上品なインテリア。

72-76 Western Road, Southall, London, UB2 5DZ
TEL:+44(0)20 8574 1928 (営)18時~23時 月曜・火曜定休

※次回に続く

特集「新しい英国」の記事一覧はこちら>>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2023年09月号

家庭画報 2023年09月号

撮影/武田正彦 コーディネート/長谷川友美 協力/英国政府観光庁 ※1ポンド=約181.7円(2023年7月11日現在)。施設や店の営業日や時間、料理の内容等は諸事情により変更になる場合があります。表示の料金には別途サービス料や税がかかる場合があります。事前に確認のうえ、お出かけください。

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