〔特集〕今秋、感動の体験旅へ 京都・奈良 日本が世界に誇る2大古都、京都と奈良。世界文化遺産にも登録されている、この2つの都市の文化的価値と魅力を、料亭、庭園、建築などに焦点を当てて紐解いていきます。さらに美味処、話題のスポットの情報もお届けします。前回の記事はこちら>>
予約困難な人気店の限定品や名店のコラボ商品、京都産食材を使った一品。食卓でも“京の味”を楽しめる、気のきいた味土産に出合える3店をご紹介します。
・麩嘉錦店(錦小路)
・YOLOs(烏丸)2023年9月26日配信予定
・Zero Waste Kyoto(寺町)2023年9月26日配信予定
慶応年間創業、京料理や精進料理に重宝される生麩の専門店「麩嘉」。錦市場にある直営の小売店では、定番から変わり種までバラエティ豊かな生麩や同店考案の生麩饅頭、焼きたての鯛焼き麩や季節限定の細工麩なども販売しています。
京都市中京区錦小路堺町角菊屋町534-1
TEL:075(221)4533 (営)10時〜17時30分 月曜定休
湯波吉×麩嘉の「精進肉 時雨煮」
ゆば専門店「湯波吉」とのコラボで誕生した時雨煮。引き上げの終盤にできる自然な甘みが特徴の「甘ゆば」と、油で揚げた「利休麩」を炊き上げた生姜の香り漂う逸品です。嚙むほどにうまみが感じられる、しみじみほっこりとした味。1512円(100g)
麩嘉オリジナルの「鯛焼き麩」
麩生地を小さな鯛の焼き型で焼いた、新しいタイプの麩のお菓子。モチッとした食感としっとりとした粒あんのバランスが素晴らしく、やみつきになるおいしさ。贈答品向けの木箱入りや冷凍での購入希望の場合は要予約。1500円(5個入り)
山利の「京白味噌」
京都の名だたる料理店が信頼を寄せる「山利」の白味噌は、自然な甘さと控えめな塩気、麴の香りが絶妙。お雑煮をはじめ、酢味噌和えや田楽味噌、味噌漬けなどに重宝し、コクと深みのある味が食材を引き立てます。「赤だし」の取り扱いも。972円(500g)
菱岩の「じゃこ山椒煮」
天保初年(1829年)創業の仕出し料理専門店「菱岩」のおじゃこ。素材の持ち味を大切にしたていねいな手作りで、飽きることなく味わえます。保存料は使用せず、ご飯のお供に絶好のふんわり柔らかく炊き上げた優しい味。1620円(85g)
※次回に続く
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撮影/本誌・坂本正行 取材・文/西村晶子 ※料理店の献立は仕入れの都合により、食材や料理内容が変更になる可能性があります。また料金は別途サービス料等がかかる場合があります。※施設・店舗は臨時休業の場合があります。事前にご確認のうえお出かけください。『家庭画報』2023年10月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。