どの星座も前半の度数は、その星座の発展のためのステップになります。
最近で言えば、2012年から始まったアベノミクスや中国の習近平体制、その他もアパレルやコスメの流行、もしくはS N S流行が始まった時期あたりは、山羊座の成長期だったと言えるし、正常だったと言えます。
※ちなみにその時は、“死と再生を司る冥王星が山羊座”の9度付近に位置していました。
しかし限界を意味する30度は、そういう山羊座の内部に置いては全くわからなかったことが、全然違った形で「突然問題として発生してくる」ということになります。
円安に踏み切ることで、一時的に経済や株化が上昇したように見えましたが、円の価値が下がりまくり物価高にあえぐ今の情勢なんかは、30度の限界を物語っている気がします。ただ、例えば北朝鮮のやっていることは、世界中から見ると散々おかしいと言われるが、内部にいる人たちから見るとそういう判断ができません。これは、北朝鮮に限らず、国内あるいは業界内、または社内にいると判断ができないのと一緒です。より広い視点で見ると、だんだん今の現状に疑問を持ってきます。
要するに、現状然り、進んだ情報社会然り、30度の限界は、次のサインの水瓶座、つまり“新しい時代”の直前に位置するわけですから、当然「新しい時代との比較」が誰の人生の中でも始まってくるわけです。
当然一人ひとり抱えている問題の大小があると思いますが、すべては「新しい時代から見て、全然違った形で問題が表面化してきているのだ」と置かれた環境の中でそれぞれ考えていただければと思います。