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意識的に取り入れたい「正しい入浴法」この入り方で、効果は温泉以上に!

2024.11.06

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【週1~2回】自律神経を刺激する温冷交代浴

【40度3分の全身浴、30度ぬるま湯シャワーを3回繰り返す】

疲労回復のためにアスリートが実践していることで知られる「温冷交代浴」。温かいお湯で血管を拡張し、冷たい水で収縮する――この繰り返しで末端まで血流を改善します。女性が取り入れやすいのは、40度のお湯に3分浸かり、次に30度のシャワーを手か足先に30秒かける方法。3回繰り返し、最後はお湯に浸かります。30度でも十分に交感神経への刺激になり、自律神経失調症を予防したり、サウナ入浴の“ととのう”を感じるリラックス効果もあります。通院中の方は医師に確認の上行ってください。

40度3分の全身浴、30度ぬるま湯シャワーを3回繰り返す

こんなときはどうしたら? 入浴Q&A

Q 朝風呂派なのですが、入り方は同じですか?
A 体を「活動モード」にする入浴法がおすすめ

朝起きたとき、私たちの体は副交感神経が優位になっています。朝は、41~42度の熱めのお湯に5分程度浸かり、体を目覚めさせましょう。

Q 忙しい日はシャワーだけでも問題ない?
A 足湯を取り入れてみてください
43度くらいの少し熱めのお湯を洗面器にためて足湯を行うと、シャワーだけより疲れが取れやすくなります。炭酸系の入浴剤を入れるとベター。

Q 冷え症なのですが、設定温度を上げてもいいですか?
A ぬるいお湯ほど温かさが持続します
熱いお湯で急速に体温を上げると、人の体には元に戻ろうとする働きがあるため体温は急速に下がります。40~41度のお湯で体温をキープしましょう。

Q 風邪のときは入浴を我慢するべき?
A 高熱でなければ入っても大丈夫です
体温が37.5度未満の微熱であれば入浴しても問題ないという考えが主流。浴室の湯気や蒸気がのどや鼻の不快症状の緩和にも役立ちます。

(次回へ続く)

特集「自宅入浴」を極めるの記事一覧はこちら>>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年11月号

家庭画報 2024年11月号

撮影/村山千太(静物) イラスト/齊藤木綿子 取材・文/遠藤理香

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