〔連載〕タサン志麻の田舎暮らし・秋 静かな里山を舞台に始まった、タサン志麻さん一家5人の古民家暮らし。豊かな自然や、旬の食材をふんだんに使ったレシピとともに、志麻さんの視点でお届けします。
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お米がおいしい季節に、土鍋で炊く「洋風栗ご飯」はいかが?
定番の栗ご飯も志麻さんの手にかかると、洋風の炊き込みご飯に。
「栗は甘みが強いので単独で使うよりも、うまみや塩分をプラスするのがフレンチの考え方です」とベーコンを使ったレシピを紹介。
ベーコンを炒めたおいしい油とバターでお米を炒めると、うまみでコーティングされ、栗の甘さとのバランスが絶妙です。
材料(作りやすい量)・むき栗(生) 300グラム
・米 2合
・ベーコン(かたまり) 150グラム
・バター 20グラム
・水 380ml
・コンソメスープの素(固形) 1個
・サラダ油 大さじ1
・イタリアンパセリ(粗く刻む) 適量
・粗びき黒こしょう 適量
作り方(1)むき栗は半分に切る。ベーコンは棒状に切ってサラダ油とともにフライパンに入れて中火にかけ、焼き色がついたら取り出す。
(2)(1)のフライパンを洗わず、バターを溶かして米を炒め(下写真)、全体にバターがからんだら土鍋に移す。同じフライパンに水100~150ml、コンソメスープの素を入れて溶かし、土鍋に移す。
(3)土鍋に残りの水を加えて(1)を栗、ベーコンの順にのせ、ふたをして(下写真)中火にかける。沸いたら弱火にして15分、火を止めて10~15分蒸らす。
ベーコンは味が出てしまわないように、なるべくスープに浸らないようにする。(4)器に盛ってイタリアンパセリを散らし、粗びき黒こしょうをふる。
お茶碗に盛りつけてから、お好みでイタリアンパセリと黒こしょうをふると香り豊かに。
タサン志麻(タサン・しま)料理人と家政婦の経験で培った、技やセンスが光るレシピが大好評。2023年、古民家を購入して夫のロマンさんとリノベーションに奮闘中。3人の子どもの母。
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