日本の聖地を訪ねて 神聖なる力や自然の美しさを感じられる聖地を数秘研究家のともこさんが訪ねます。新時代の開運の縁となりますように。
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ともこ(磨雲木)
数秘研究家・コラムニスト。数秘の智慧を生活に生かし、しなやかで心地よい暮らしを送るヒントを伝えている。前作の続編『もっと! 誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)が好評発売中。
日本最北にある花の聖地
礼文島(れぶんとう)
日本最北の離島・礼文島。海抜0メートルから高山植物が咲き誇り、ここにしか咲かない希少な固有種「レブンアツモリソウ」を含め、約300種もあることから、「花の浮島」と呼ばれる花の楽園です。
映画『北のカナリアたち』の記念公園、北のカナリアパーク。利尻富士を望むことができる絶景スポットでもあり、多くの人で賑わう。
礼文島は、「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されて今年で50周年の節目を迎えました。日本百名山の一つに数えられる雄大な利尻山(別名:利尻富士)を各所から望むことができ、どの姿もまるで絵画のように美しい……! 訪れた日は翌日がちょうど満月で、利尻富士からの月の出を見ることができました。
海岸の断崖がそのまま岬になったスコトン岬。晴れた日には、遠くに樺太を見ることができる。
最北端の地であるスコトン岬で見た日の出は、想像を遥かに超える絶景で、昇る太陽を見ながら、波と風の音だけの世界が広がり、訪れた人だけが感じることのできる、豊かな時間がありました。また、透明度が高く、海底まで見える礼文ブルーの海を眺めていると、心が浄化されていくようでした。
礼文島に咲く可憐な花々を描いた天井画を飾る厳島神社。
島内には18箇所神社があり、アザラシウォッチング、メノウ浜で乳白色のメノウ原石拾いなど過ごし方は様々。
「日本最北の遺跡の島」として、礼文町郷土資料館では遺跡に関する数多くの資料が展示されているため、太古に大陸から切り離された島に残る縄文時代の出土品やオホーツク文化に触れるなど、貴重な経験ができます。館内で目にした「北海道の歴史のタイムカプセル」という言葉は、島を象徴する言葉として印象的でした。
澄海岬(すかいみさき)。岬の先端の入り江はぐるりと美しい弧を描く。礼文島屈指の観光スポット。
高さ50メートルほどの奇岩、地蔵岩(じぞういわ)。二つの切り立った岩が手を合わせているように見えることからその名が付いた。
忘れることのできない感動が詰まった、美しき聖地がありました。
連載題字&龍翔鳳舞/宮崎県日向市・大御神社 禰宜 新名昭彦
龍のように力強く飛翔し、鳳凰のように華麗に舞うという発展を祈る意味。家内安全、無病息災、社運隆盛など、皆様の運気が上がり、健康でありますようにとの願いを「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」の文字に込めて。
取材裏話を音声でお楽しみください!誌面ではご紹介しきれなかった情報や、取材時の裏話をともこ先生にうかがいました。
取材裏話はこちらからご視聴いただけます>>