• TOP
  • 開運
  • 心の疲れを解消して“開運力”を養う。「開運メンタル術」

開運

心の疲れを解消して“開運力”を養う。「開運メンタル術」

2025.01.16

  • facebook
  • line
  • twitter

川野泰周和尚が説く運の巡らせ方 らくらく瞑想で「開運メンタル」のすすめ 第3回 禅の教えでは、運のいい人、運の悪い人という考え方よりも、よい行いがよい巡りとなるという教えを重んじます。しかし、よい行いをするには心のありようが問題です。心が疲れていては、運の巡りもかんばしくないでしょう。らくらく瞑想を活用して心をリセットし、“運が巡る人生”を切り開いていきましょう。前回の記事はこちら>>

“今”に満足し感謝する心が「開運の道」

仏教の教えのもとに、私は「知足(ちそく)の人、不足(ふそく)の人」という観点で、幸せな生き方についてお話ししています。「知足の人」とは、今持っているもので十分に満たされ、ありがたいと感じる人で、健康や今日を無事に過ごせたことに感謝できる人です。知足の人は同類を呼び、自然に運が巡ってくるとされ、ひいては末代まで豊かな心が継承されるでしょう。

反対に「不足の人」は、どんなに豊かな生活でも心が満たされることがなく、もっと成功したい、もっとお金や物が欲しい、今の自分を認めずに頑張り続ける、執着のスパイラルにはまった状態になり、心が疲れきってしまいます。

お釈迦様の教えをいい換えれば、ありのままの自分を受け入れることで、欲から離れられ、執着を手放すことができ、結果、安らかな心で豊かに生きていける、開運の秘訣といえるでしょう。


“知足の精神”を全うするためにも、瞑想を日常に取り入れ、心の修養をしていきましょう。

開運メンタル術 心を満たす

心の疲れに繫がるネガティブな感情は、脳の扁桃体で起こるとされます。心に疲れがたまると、脳のエネルギーが消費されて脳疲労を起こし、心身にさまざまな症状をもたらします。ここで紹介する瞑想は、作業に注意を向けることで一心になる感覚を体感し、安らかな心の時間を増やしていきます。心の疲れを日々解消し、心身を楽にして、ありのままの自分を受け入れていきましょう。

無心になり集中力を高める、らくらく瞑想

灰ならし灰ならし 香炉にたまった線香の残りを、一つずつつまみ出し、灰の表面を丹念に平らに整え、自らの心をも浄化します。

灰ならし
キャベツのせん切り
キャベツのせん切り 
キャベツをいかに細くせん切りしていくか、一心に集中します。雑念を手放せ、脳がストレスから解放されます。

コーヒーを点てる
コーヒーを点てる 
お気に入りの豆を挽き、香りを楽しみながら、おいしさを引き出すようお湯を注ぎ、最高の一杯を生み出すために夢中になることで、心を調えます。

読経

読経 
どんな経典でも構わないので、ひたすら音読を続けます。この瞑想は意味を考えないで唱えることで集中を研ぎ澄まします。一方、小説などは意味を考えてしまうので瞑想には不向きです。

(次回へ続く。)

・この特集の記事一覧はこちら>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2025年02月号

家庭画報 2025年02月号

撮影/本誌・坂本正行、大見謝星斗 スタイリング/高橋尚美 構成・文/鹿田真希

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2025 / 01 / 18

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2025 / 01 / 18

他の星座を見る