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タサン志麻さんが教える、とろ~りあつあつ「 冬のチーズ料理」ラクレットのかんたんレシピ

2025.01.22

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〔連載〕タサン志麻の田舎暮らし・冬 静かな里山を舞台に始まった、タサン志麻さん一家5人の古民家暮らし。豊かな自然や、旬の食材をふんだんに使ったレシピとともに、志麻さんの視点でお届けします。前回の記事はこちら>>

連載「タサン志麻の田舎暮らし」の記事一覧はこちらから>>

とろ~りあつあつがごちそう
冬のチーズ料理

寒くなるとタサン家ではチーズ料理の登場回数がぐんと増えます。鍋物の感覚で野菜やシャルキュトリー、魚介を準備するだけ、重ねてオーブンで焼くだけとシンプルな料理ばかりですが、チーズごとに風味が異なり飽きずに楽しめます。


「チーズが調味料になるのでとにかく簡単。忙しいときの味方です」と志麻さん。

ラクレットグリルがなくても、チーズさえ溶ければ問題なし。あつあつとろ~りをご家族やご友人とお楽しみください。

志麻さんおすすめ! 冬のチーズ3種



ラクレットチーズ
ハードタイプ。スイスが発祥でアルプス山脈を越えてフランスに伝わった。暖炉で溶かして削り取ることから「削る= racler(ラクレ)」に由来する。

モンドールチーズ
ウォッシュタイプ。マツ科の針葉樹の樹皮を巻いて熟成させるため、特有の香りがある。木箱のまま温めて魚介や野菜、ハムなどにかける。

ルブロッションチーズ
セミハードタイプ。サヴォワ地方を代表するチーズ。クリーミーで穏やかな味わいで、この地方の伝統料理「タルティフレット」に使用。

ラクレット

皮つきじゃがいもとシャルキュトリーが定番です。焼いておいしい野菜を準備して、好みの野菜を焼きながら、とろりと溶かしたチーズをたっぷりかけてどうぞ。

材料(5~6人分)

・ラクレットチーズ 400グラム
・じゃがいも(メークイーン) 8個
・パプリカ(赤、黄) 各1個
・ズッキーニ 大1本
・生しいたけ 6個
・マッシュルーム 10個
・シャルキュトリー(生ハム、ロースハム、ベーコン、 ソーセージなど) 各適量
・パン(食べやすく切る) 適量

作り方

(1)じゃがいもは皮つきのままよく洗ってゆでる。パプリカは縦8等分に切る。ズッキーニは1センチ厚さの輪切りにする。生しいたけは大きければ2等分する。じゃがいも、野菜をそれぞれ器に盛る。

(2)シャルキュトリーはそのまま、または食べやすく切ってひと盛りにする。ラクレットチーズはラクレットグリルのフライパンの大きさで1センチ厚さに切る。

(3)グリルの上段で(1)の野菜を、下段で(2)のチーズを焼き、好みの食材にチーズをかけながら食べる。

みんなに溶かしたチーズを上手にかけてあげるしょうちゃん。ラクレットグリルは熱くなりすぎないので、小さな子どもでも安心。

タサン志麻(タサン・しま)
料理人と家政婦の経験で培った、技やセンスが光るレシピが大好評。2023年、古民家を購入して夫のロマンさんとリノベーションに奮闘中。3人の子どもの母。

(次回に続く。この連載の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2025年02月号

家庭画報 2025年02月号

撮影/大泉省吾 構成・文/井伊左千穂

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