6.自分が監督でチームのフォーメーションを考える!?山下:最近悩んでいるのが、どんなラインナップの14本のクラブを入れるかなんですが。土居:ゴルフは最大14本のクラブを使用して良いので、バッグには14本入れられますが、今はどんなラインナップですか?山下:私はウッド系が得意なので、今のセッティングは1W、4W、7W、9W、5U、6U、7番アイアンからです。でも、7Wと9Wの差はあまり出せないような気がしますし、18ホールでほとんど出番のないクラブもあります。土居:女性は無理やり、MAX14本入れなくても良いと思います。例えば、ウェッジを4本入れたり、転がし専用のウェッジを入れたり、ロフト違いのドライバーを2本入れて、低く打ってランを出す用のドライバーを入れておくというのも、風に対応して打ち分けられたりしますよね。そういう考え方で14本を組み合わせるのも面白いですよね。山下:確かに!固定概念にとらわれてはいけませんね。私だったらドライバーが得意なので、パー3用に「200ヤード専用のドライバー」を1本入れるというのも良いかも。土居:14本のなかで、飛距離が10ヤードごとに明確に打ち分けられないなら、思い切ってそこのクラブは抜いて、必要なものをシチュエーションごとに入れます。「自分の弱点を補うために得意な所を厚くする」ということもおすすめです。14本を1つのチームとして、どんな風に14本を組み合わせるか、という感覚でしょうか?山下:サッカーのフォーメーションですね!! とりあえずではなく、常に自分の最高のチームを考える。活きの良い若い選手(クラブ)を入れてみたり、たまに昔使っていた頼りになる1本(ベテラン選手)を戻してみたり……。そう考えるとワクワクしてきました! 早速、「美穂子JAPAN」のスタメンを見直してみます。14本のセッティングについてのお話は目から鱗でした! 皆さんもご自分のチームのメンバーを見直してみては? 土居さん、ありがとうございました!
クラブだけでなくボールも自分に合ったものを選べば、スコアアップにつながるかも。ブリヂストンスポーツのホームページでは、ゴルファーのプレースタイルと、ボールの構造・特長、これら2つのポイントから、自分にぴったりのボール選びをガイドする「ボールナビ」を展開しています。私も早速やってみました。
山下美穂子/Mihoko Yamashita
フリーアナウンサー
東京都生まれ。慶應義塾大学 文学部 美学美術史学科卒業。大学時代は体育会ゴルフ部に所属し、主将を務める。ベストスコアは79。2000年日本テレビに入社。アナウンサーとして報道やスポーツを担当し、ゴルフ中継で女性初の実況を担当する。2016年末にフリー転向。現在は、ゴルフなどのスポーツイベントをはじめ、多方面にて活躍中。