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地元の食や文化を発信して温泉街を活性化「界長門(かい ながと)」【山口 長門湯本温泉】

2025.01.30

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〔特集〕美味が待つ冬の湯宿へ 日本人の冬の旅の原点──それは、大地から湧き出る温泉に浸かって心身を整え、日本各地に産する美味に舌鼓を打つこと。非日常を感じながらも快適に滞在できて、その土地が誇る自慢の料理に出合える温泉宿を、厳選してお届けします。前回の記事はこちら>>

・特集「美味が待つ冬の湯宿へ」の記事一覧はこちらから>>

地元文化を遊び心たっぷりに発信
界長門(かい ながと)【山口 長門湯本温泉】

別館「特別室」の露天風呂。坪庭を眺めながら、心身が解けるひとときを。

別館「特別室」の露天風呂。坪庭を眺めながら、心身が解けるひとときを。

音信川沿いに立つ「界 長門」は2020年開業。以来、宿泊客以外も利用できるカフェスタンドの運営などを通じて、温泉街の活性化に貢献しています。


宿併設の「あけぼのカフェ」では、街歩きにぴったりのどら焼き数種類とドリンクを販売。

宿併設の「あけぼのカフェ」では、街歩きにぴったりのどら焼き数種類とドリンクを販売。

2月末まで限定の「酒粕あんのどら焼き」(300円)とビターな「スペシャルラテ」(600円)。

2月末まで限定の「酒粕あんのどら焼き」(300円)とビターな「スペシャルラテ」(600円)。

地元の食や文化の発信に熱心な宿が11月~2月限定で提供しているのが、旬のふぐを煮こごり、薄造り、から揚げ、鍋で食す特別会席。

特別会席の先八寸より、「ふくの煮凝り」と「烏賊の二色和え 生うに添え」。二色あえの深川萩の桃皿は坂倉正紘氏の作。

特別会席の先八寸より、「ふくの煮凝り」と「烏賊の二色和え 生うに添え」。二色あえの深川萩の桃皿は坂倉正紘氏の作。

「ふくと牛の源平鍋」は2つのご馳走を合わせた欲張りな鍋。ふぐを白旗の源氏、牛肉を赤旗の平氏に見立てた遊び心ある料理名もいい。

「ふくと牛の源平鍋」は2つのご馳走を合わせた欲張りな鍋。ふぐを白旗の源氏、牛肉を赤旗の平氏に見立てた遊び心ある料理名もいい。

なかでもユニークなのが「ふくと牛の源平鍋」で、特注の鍋でふぐ鍋と和牛のしゃぶしゃぶが同時に楽しめます。

ふぐ鍋は地元特産のみかんがふんだんに使われた爽やかな一品。昆布とみかんを煮出しただしにみかんを浮かべ、みかん果汁入りのポン酢、柚子こしょうならぬ「みかんこしょう」と塩で味わいます。

色鮮やかなヘッドボードは山口市指定無形文化財の徳地和紙に折り染めを施したもの。

色鮮やかなヘッドボードは山口市指定無形文化財の徳地和紙に折り染めを施したもの。

ご当地部屋「長門五彩の間」と称する客室は、山口県の伝統工芸である徳地和紙、萩焼、萩ガラス、大内塗に、窓から見える四季折々の景色を加えた5つの要素で彩られたモダンな空間。

また、10代坂倉善右衛門氏の手ほどきが受けられる「萩焼作家と行う自分だけの手びねり体験」や、自分で絵付けした行灯を手に温泉街の催しが楽しめる「墨で彩る行燈そぞろ歩き」など、冬の体験プログラムも充実しています。

界 長門
住所:山口県長門市深川湯本2229-1
TEL:050-3134-8092(界予約センター)
基本料金:1室2名利用で1泊2食付き1名3万2000円~ ご紹介した「特別室」は同4万8000円~(特別会席プランは同6万850円~) 全40室 IN15時/OUT12時

(次回へ続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2025年02月号

家庭画報 2025年02月号

撮影/小野祐次 取材・文/清水千佳子 ※サービス料、入湯税、宿泊税などが別途かかる場合があります。表示されている宿泊料金は原則、シーズンの最低料金です。INはチェックイン時間、OUTはチェックアウト時間を表しています。料理は状況によって食材、盛りつけなど一部内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

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