海王星に話を戻すと、魚座から牡羊座、すなわち「サインチェンジが起きる間際の月」になります。
ちなみに魚座から牡羊座に変わるのは165年ぶりになります。
魚座を母親のお腹の中と例えた場合、牡羊座はそこから生まれ地上に放り出される瞬間を表します。さまざまな見方ができる時だと思いますが、魚座から牡羊座は「今までの記憶が消え、いきなり新しいイメージのものにすり替わっていくこと」を表します。
スピリチュアルな話になりますが、亡くなる前に次に生まれ変わったら“どうなりたいか?”を明確に描けていれば、それ通りにちゃんと生まれ変われる、という言い伝えがあります。目に見えない記憶や、目に見えない魂の繋がりを司る海王星のサインチェンジは、もしかしたらそれの縮小版的な似た影響があるのでは?と自分は思っています。
なので、うららかな春の訪れを感じて過ごすだけではなく、3月31日には165年ぶりに海王星が牡羊座入りすることも常に念頭に置き、その先の人生をどうしたいか?真剣にイメージし続けながら過ごすことが大切な気がします。
時代と共に、海の向こうでも、更なる悪化を避ける為の手立てなのか、それとも単に声が曲げられたのか、いずれも正義や正しさの趣旨がそれぞれの国々で大きくすり替ろうとしている、そういった今までの秩序を変えてしまう、まさに過去の習わしに共感もしないし従いもしない全く新しい局面が訪れようとしている緊張感もあります。
なので、現実から目が離せないのも確かですし、目に見えないイメージばかりに集中していられない情勢なのも確かです。
ただ、繰り返しますが165年ぶりに魂が入れ替わる瞬間が訪れようとしていることも念頭に置きお過ごしいただければと思います。