5月10日、陸上競技の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグのドーハ大会で、パリ五輪の参加標準記録(8分15秒00)を見事突破。代表入りを決めた。写真提供/SUBARU陸上競技部
──世界を転戦していると、やりづらい競技場もあると聞きましたが、どういうことか教えてもらえますか。障害とトラックの色が似ていると、障害が見にくくて、やりづらいというのはあります。5月のダイヤモンドリーグ(陸上競技の世界トップ選手が集うリーグ戦)マケラシュ(モロッコ)大会がそうでした。日本の場合は赤か青のトラックで、やりづらいと感じることはまずないですね。
──海外のサンショー選手と話したりしますか?はい、最近はよく。スペインの(ダニエル・)アルセ選手、ケニアの(アモス・)セレム選手は友達みたいな感じです。2人とも強い選手です。
──嬉しそうですね。どんな話をするんですか?「今日はどんな感じで行くんだい?」とか、「次のレースは何?」とか。気さくに話しかけてくれます。
──探り入れられてる?(笑)英語で会話しているんですよね、素晴らしい。英語です。まだ語学の勉強はちゃんとできていないのですが、彼らもそれほど英語が上手ではないので、なんとか話せています。
──ライバル選手はいますか?いないです。自分に集中するだけです。