ニッポンを全力応援!体操編&陸上編 取材こぼれ話
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『家庭画報』2024年8月号では「スポーツの力で元気に!ニッポンを全力応援 体操編&陸上編」と題し、団体金メダルを目指す体操男子団体の選手たちや3000メートル障害でメダル獲得を狙う三浦龍司選手、10000メートルで世界に挑む太田智樹選手とアスリートプロジェクト“Ggoat”の仲間たちを紹介しています。この記事では、貴重な未公開写真と誌面に書ききれなかったこぼれ話をお届けします!
第1回・体操男子団体
いよいよ始まったパリ五輪。体操男子団体決勝は日本時間7月30日午前0時30分から予定されています。
28日午前0時30分(日本時間)から行われた予選では怪我の影響もあり、世界王者・橋本大輝選手や跳馬のスペシャリスト・谷川 航選手の点数が思うように伸びず、悔しい場面もありましたが、まずは最大の目標である団体金メダルに向けて気持ちを切り替え、一致団結して臨んでほしいと思います。
エールを込めて、8月号で書ききれなかったこぼれ話やインタビューの補足をご紹介。5人の選手たちお一人お一人に伺った、お人柄と仲の良さが伝わる一問一答をご覧ください。
橋本大輝選手 個人総合2連覇を目指す絶対的エース(得意種目:ゆか)
仲間たちを前に、リラックスした表情を見せる橋本選手。5月に開催されたNHK杯前日の会場練習の平行棒で右手中指を負傷、試合を棄権して心配された橋本選手だが、リハビリの甲斐あって回復傾向に。「悔いの残らないパリ五輪にしたい」との願い通り、決勝では思い切り演技ができますように。
——東京五輪でも一緒だった萱 和磨選手、谷川 航選手も残るパリ五輪のメンバーですが、今回はどんなカラーのチームになりそうでしょう?橋本大輝選手(以下、橋本) Tシャツの色だからというわけではないのですが(笑)、青とかブルーのイメージを持っています。特に初代表の2人、岡 慎之助選手と杉野正尭(たかあき)選手は大怪我や僅かな得点差で代表入りを逃したり、本当に悔しい思いを経て今回、代表に入ってきているので。ちょっと涙の色も入っているような。僕たち皆、怪我やさまざまな経験を重ねて、今、だいぶ落ち着いていい方向に向かっているので、水のようないい流れで金メダルを獲りたいと思います。
——団体メンバーは、それぞれどのような存在でしょうか。まず萱選手についてお願いします。橋本 和磨さんはもう、いてくれるだけで安心感がすごいです。試合のときも、「見ていなくても絶対成功するでしょう」と思えてしまうほど、信頼感があります。
——セントラルスポーツの齋藤良宏監督曰く、「東京五輪のチームでは、萱選手がお父さん、谷川選手がお母さん、橋本選手が長男という家族構成だった」そうですが、萱選手にはお父さん感はありますか?橋本 あります、あります(笑)。
——谷川選手は?橋本 あの人を説明するのが一番難しいんですけど、落ち着いているように見えるじゃないですか。でも、野心はすごいんです(笑)。しかも、決めるべきところはきっちり決めてくる。自分の見せるべきところを理解していますよね。自分自身をよく知っている人なんだなと思います。和磨さんと同じですが、いてくれるだけで安心感があります。
——お母さん的存在ですか?橋本 いや、どっちかっていうとおばあちゃん的?(笑)
(近くにいた谷川選手) ちょっと大輝が何いってるのか、よくわかりません(笑)。
——おばあちゃんのようなお母さんということで(笑)。では、岡選手は?橋本 最年少なのですが、落ち着いて綺麗な体操をする。安心して見ていられますし、すごいなあと思います。でも、弟のような存在なので、可愛がっています。
——杉野選手はいかがですか?橋本 すごくパワフルで、ちゃんと自分を信じて前を向いていける選手。めちゃめちゃ練習するので、すごいなと思うし、闘志に火をつけてくれる存在ですね。