お世話になった方々へのクリスマスの贈り花のオーダーをいだたき、切り株風の器を利用してお揃いで制作しました。コニファーをベースにし、赤花と白花を挿したシンプルな色合わせでクリスマスの雰囲気を伝えます。赤はバラ‘レッドジュエル’とラナンキュラス‘茜てまり’。白はスカビオサ‘テラ307’とコットンツリーを利用しています。
アレンジにはボックスフラワーというスタイルもあります。ふたを開けたときに「うわーっ!」という驚きをもたらすのがこのスタイルの大きな魅力。この時期に出回る白花を集めた清楚で上品なボックスフラワーに仕上げました。クリスパリリーの白花‘スワン’、ニゲラ‘ミスジーキル’の白花、スカビオサ‘フエゴベルデ’、チューリップ‘スーパーパーロット’などを使用。花色に合わせ、ラウンドボックスも白を選び、シルバーのリボンをかけて……。
東京都清瀬市の「横山園芸」さんから毎年届くクリスパリリーには、濃淡ピンクのほか純白もあります。繊細な花形はアレンジでもブーケでも脇役として大活躍してくれます。