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黒川伊保子さんに聞く、更年期夫婦・円満のための8か条

2020.12.11

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妻に頼られ、喜ばれて夫は元気を取り戻す


「7年」は夫婦関係においても重要な数字です。免疫の中枢司令塔である骨髄液が7年で完全に入れ替わり、感性が一変するからです。

離婚に関する興味深いアンケート結果があります。別れを決心したのは結婚7年目、14年目、21年目、28年目が多く、28年目は最後の危機でした。

「その少し前から妻は“夫と一緒にご飯を食べるのも嫌”などと思い始めます。魔の結婚28年目と、男性の脳が元気をなくす50代前半と女性の更年期が重なると妻の夫へのいら立ちは最悪に。“これ以上一緒にいるのは無理”と思うかもしれませんが、少し待ってください。それは、あなたの脳がいったん夫に飽きただけ。28年目を過ぎると脳内が変成して夫への嫌悪感もなくなっていくでしょう」。


一方、そのとき夫は妻に何を思うのでしょうか。男性は女性に比べて、自分がいい思いをしたいという快楽欲求が弱く、与えられた責務を完遂することにおおいなる喜びを感じます。

「“予約の取れないあのレストランに行きたい” “退職金でキッチンをリフォームしたい”などと欲望を次々と突きつけてくる妻の存在は実は、夫にとって責務遂行を促す“喜びのもと”なのです」。

家庭の中では、妻が夫を頼り、なんでも助けてもらうことが夫の元気につながります。たとえばバーベキューの準備、お風呂のカビ取り、庭木の枝切りなどを「頼る」と決めたら妻は一切手を出さず、喜んで感謝することが大事。

責務とは、果たした実感があって初めて完遂するものだからです。

夫には通じない「察してよ」。言葉にして伝えるのがコツ


したがって、妻が更年期でつらいときこそ、夫を頼るチャンスだといえます。しかし、夫に対して「察してよ」は通じません。

「具合が悪いときには言葉で伝えないと夫は気がつきません。不機嫌そうな顔でお皿をガチャンと置いても、“がさつな女だな”と思われるのが関の山」。

というのも、半径3メートル以内の出来事に対する気づきの感覚は、女性は男性の数百倍高いといわれています。

目前の異性に対する男性の観察力はさらに低い。なぜなら哺乳類のオスは多くのメスと生殖活動をして子孫を残したいので、メスのあら探しをしない脳になっているのです。

「髪型が変わっても知らん顔、ウエストが太くなっても気づかないのは、妻を異性として見ている証拠。だからこそありがたいことに、夫は“昔はあんなにきれいだったのに今は......”とは考えず、妻を一生愛し続けることができるのです」。
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