進化し続けるピアニスト角野隼斗【後編】“サル・ガヴォー”でのソロコンサートに密着

角野隼斗さんへQ&A

Q 好きな色は？
A 紫。

Q 好きな食べ物は？
A 最近感動したのは「ブリアサヴァラン・ア・ラ・トリュフ」。
やばいです（笑）。ニューヨークに売っていないのかな？パリの友達の家で食べました。１回しか食べていないけれど、今一番好きです。


Q オフの日は何を？
A ピアノの練習。
むしろオフのときこそ、ゆっくりピアノを練習できるという感じ。ニューヨークにいるときは、ミュージアムやミュージカル、コンサートに行ったり。ジャズセッションやオペラも見たり。MET（ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場）が近くにあるので。あとはセントラルパークでぼーっとリスを見たりしています。

Q 今行きたいところは？
A ギリシャ。
島々もアテネも。ギリシャにはまだ行ったことがないです。トルコも行ったことがないので行きたい。そのあたりですね。

Q 自分を分析すると？
A 天邪鬼。
ほかの人と同じことをするのが、なんか──、同じことをしたくないと考えがちなタイプです。それは過去の自分に対しても。同じことをやり続けるという美学もあるのですが。前に進みたいというほうが強いかもしれない。

Q 今年やりたいことは？
A ドイツ語。
歌曲とかもいろいろありますし、学ぶことでドイツとの心理的距離も近くなる気がします。この間（昨年）「第九」のメインの歌詞を覚えて、この勢いならできるんじゃないかと。

ニューヨークを拠点にしてからも、しばしばパリに訪れているという角野さん。誕生日の7月14日はフランスの革命記念日であると知れば、彼とこの街の浅からぬ縁を感じる。