特別対談 塩沼亮潤(大阿闍梨〈だいあじゃり〉)+羽生結弦(プロフィギュアスケーター)「生きる」意味
『家庭画報』創刊800号記念号において、奇跡の特別対談が実現しました。宮城県仙台市・慈眼寺のご住職、塩沼亮潤大阿闍梨と、数々の金字塔を打ち建て、世界のフィギュアスケート史にその名を刻むレジェンドスケーター・羽生結弦さん。
人々の希望の光となってきたお二人の、深いながらも軽妙洒脱なやりとりには、私たちの道を照らしてくれる力がありました。生きる意味、苦しみの受け止め方など、今こそ聞きたい魂の言葉、お届けします。
数々の辛苦と向き合ってきたお二方が紡ぐ珠玉の言葉
最難関の荒行「大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)」満行者 塩沼亮潤大阿闍梨 塩沼亮潤 1968年宮城県仙台市生まれ。福聚山慈眼寺住職。東北高等学校卒業。87年吉野山金峯山寺にて出家得度。99年大峯千日回峰行満行。四無行、八千枚大護摩供満行。2003年故郷の仙台市秋保(あきう)に、慈眼寺建立。著書多数。24年6月世界文化社より『くらしの塩かげん』刊行。
オリンピック2連覇、グランプリファイナル4連覇 羽生結弦さん 羽生結弦 1994年宮城県仙台市生まれ。プロフィギュアスケーター。東北高等学校、早稲田大学卒業。2014年ソチ五輪、18年平昌五輪金メダリスト。連覇は66年ぶり。24年9月15日無観客開催、配信予定の『能登半島復興支援チャリティー演技会〜挑戦 チャレンジ〜』出演。